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鉱業会の概要
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会長挨拶

会長挨拶

  天然ガス鉱業会は、昭和32年10月に、国内において天然ガスを採掘する企業によって設立されました。当時は天然ガス鉱業の勃興期であり、年間生産量は約2億m3程度でしたが、その後新たなガス田の発見が続き、現在は約30憶m3となっています。生産は、新潟県、千葉県、北海道、秋田県、宮崎県等において行われ、約6割が都市ガス事業者向けに供給され、その他は発電事業者等の産業用需要先に直接供給されています。また、生産された天然ガスを供給する会員企業のパイプラインは、天然ガスの産地と近くの需要地を結ぶものだけではなく、市町村や県を跨ぐ広域パイプラインを形成し、これらは、ライフラインの一翼を担う重要な役割を果たしています。

 

平成23年3月の東日本大震災以降、わが国のエネルギー政策が大きく転換する中で、供給面において、天然ガスの役割は一層重要なものとなっています。増大する天然ガス需要に応え、安定供給をはかっていくためには、海外権益の確保が重要ですが、一方、国産天然ガス資源は、安全保障上、最も安定的な供給源です。また、国産天然ガスの開発は、海外において、天然ガス等の自主開発を推進していくために必要な技術力の維持・向上をはかるための場としても、大きな役割を担っています。会員企業は、国内探鉱活動を継続的に実施するとともに、既存のパイプラインや地下貯蔵等のインフラ設備をさらに発展させ、パイプラインの延伸やLNG基地等の新たな供給インフラ設備の整備にも力を注いでいます。
 
一方、水溶性天然ガスは、わが国特有の資源と言えますが、天然ガスに付随してヨウ素が産出されます。ヨウ素は、医薬品、殺菌消毒剤、触媒、液晶材料等、幅広い分野で利用される元素ですが、わが国の生産量は世界の約3割を占めており、世界的に需要が拡大する中、安定供給の重要性はますます高まっています。
 
天然ガス鉱業会及び会員企業一同は、このような天然ガス鉱業に関わる様々な取り組みを通じて、天然ガスの安定供給という重要な役割を果たすべく、今後一層の努力をして参る所存でありますので、関係各位のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

   天然ガス鉱業会
   会長 梶田 直
 

 

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